最近思うこと「みんなに良いものもないし、悪いものもない。」
「◯◯はよくない!」とか「△△はアレにもコレにもよい!」という情報をあちこちで見かけますが、、、
いずれも個体差/個人差を考慮していない時点で同じ穴のムジナである可能性が高いと思う今日この頃。
例えば、某グルタミン酸とか発熱する某下着とか某ファーストフードとか、目の敵にされそうなものがプラスに働く人もいる。そして、善かれと信じて一生懸命に食べている伝統食品がマイナスに働いている人もいる。
さらに鍼灸的に見ると、ツボが教科書のように定位置に存在しないことは常識として、経絡の臓器との関連付けが上下表裏(陰陽)でサカサマという人も実は少なくない。つまり、そういう患者さんに一生懸命に教科書通りの治療をしても、狙った効果は期待できない。
こういう話が容易に理解されないことを踏まえつつ、この基本を共有できる諸先輩方との昨日の忘年会は、治療の世界の新参者にとって、進むべく方向にますます光が射した楽しい晩餐でした。
「どういうことだろう🤔?」と少しでも気になった方は、どうぞご遠慮なくご来院ください。